研究課題/領域番号 |
15K09211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山内 康宏 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00323585)
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研究分担者 |
城 大祐 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (30376470)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 慢性気道炎症性疾患 / 気道上皮細胞 / ZC3H12A/MCPIP / 細胞内シグナリング経路 / 免疫調整因子 / 慢性閉塞性肺疾患 / 気道炎症 / ZC3H12A / 炎症性サイトカイン / COPD |
研究成果の概要 |
気道上皮細胞において、IL-17やTNF-αの存在下ではZC3H12A/MCPIPが誘導され、IL-17及びTNF-αの両者の存在下では、相乗的にZC3H12A/MCPIPが誘導された。また、ZC3H12A/MCPIPは、気道系上皮細胞内において、気道炎症に関連する細胞内シグナリングに影響する可能性が示唆された。 気道炎症性病態において、ZC3H12A/MCPIPは重要や役割や機能を有する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性の気道炎症性疾患における炎症性病態の制御に向けて、吸入療法による治療targetとなり得る気道上皮細胞に着目し、細胞内でのZC3H12A/MCPIPの発現や機能について検討した。気道上皮細胞内のZC3H12A/MCPIPは、炎症性病態の条件で誘導され、また免疫調整因子として細胞内のsignaling pathwayに影響している可能性がある。 気道炎症性疾患の治療targetの候補として、今後、更なる検討が必要な状況であると考える。
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