研究課題/領域番号 |
15K09223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
角川 智之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90570953)
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研究協力者 |
小畑 陽子
原田 達彦
由良 博一
朝長 正臣
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 間質性肺疾患 / HSP47 / 特発性肺線維症 / 抗線維化 / コラーゲン / 肺線維症 / siRNA |
研究成果の概要 |
特発性肺線維症は根治治療が存在しない難病であり、新規治療薬開発が急務である。本研究者らは、コラーゲン合成に必要不可欠な蛋白質であるheat shock protein (HSP) 47が、各種線維化疾患においては線維化進展を促進し負の生理作用をもたらすことを示した。本研究は、(1)HSP47に対するsiRNAを用いた直接的なHSP47発現抑制、(2)HSP47 inhibitorを用いたHSP47シャペロン機能の抑制、という2つの異なるアプローチを用い、“HSP47をターゲットとした分子標的治療”という新しい観点から線維化を抑制する治療法を創出することを目的として行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、(1)HSP47に対するsiRNAを用いた直接的なHSP47発現抑制、(2)HSP47 inhibitorを用いたHSP47シャペロン機能の抑制、という2つの異なるアプローチを用い、線維化を抑制する治療法を創出することを目的とした。学術的独自性および創造性は、分子標的薬剤を使用してHSP47発現を制御することにより、特発性肺線維症における生体応答のベクトルを「促線維化」から「抗線維化」へと変換させる治療法を開発することである。
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