研究課題/領域番号 |
15K09234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
長内 和弘 金沢医科大学, 医学部, 教授 (70221158)
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研究分担者 |
小林 誠 金沢医科大学, 医学部, 助教 (20460355)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 急性肺傷害 / リゾリン脂質アシル其転移酵素 / アデノ随伴ウイルスベクター / 遺伝子導入 / リポポリサッカライド / リゾフォスファチジルコリンアシル基転移酵素1 / アデノ随伴ウイルス / リゾリン脂質 / リゾリン脂質アシル基転移酵素 / 肺胞Ⅱ型上皮細胞 / 急性呼吸窮迫症候群 |
研究成果の概要 |
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)は治療法の少ない、死亡率の高い呼吸器疾患である。その病態生理は急性肺傷害であり、炎症細胞由来の各種炎症惹起性リゾリン脂質が産生される。本研究は生体への抗原性の乏しく遺伝子導入に優れているとされるアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いて、ARDSにおけるリゾリン脂質の役割を明らかにすることを目的とした。今回我々は肺細胞への親和性の高いとされる血清型AAV6.2を新たに作成し、リゾリン脂質アシル其転移酵素遺伝子導入を細胞レベル、動物個体レベルで行った。その結果、リポポリサッカライドによるA549細胞を改善すること、ラット肺への遺伝子導入が可能であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)は治療法の少ない、死亡率の高い呼吸器疾患である。本研究は生体への抗原性の乏しく遺伝子導入に優れているとされるアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いて、ARDSにおけるリゾリン脂質の役割を明らかにするとともに、ARDSに新たな治療法の可能性を提供することを目的とした。今回我々は肺細胞への親和性の高いとされる血清型AAV6.2を新たに作成し、リゾリン脂質アシル其転移酵素遺伝子導入を細胞レベル、動物個体レベルで行った。その結果、ARDS細胞モデルで改善が得られること、およびラット肺への遺伝子導入も可能であることが判明した。
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