研究課題/領域番号 |
15K09264
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
村上 太一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 助教 (30403736)
|
研究分担者 |
松浦 元一 徳島大学, 病院, 特任助教 (10403734)
|
連携研究者 |
小谷 和彦 自治医科大学, 医学部, 教授 (60335510)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ApolipoproteinL1 / HDL / 抗酸化作用 / インスリン抵抗性 / メタボリックシンドローム / 2型糖尿病 / 腎臓病 / apolipoproteinL1 / 酸化ストレス / high density lipoprotein / メタボリック症候群 |
研究成果の概要 |
日本人非糖尿病ボランティア126名で血中apoL1との相関因子を探索し、重回帰分析によりBMI、TGと正相関、HDLコレステロールとの負相関することが判明した。血中apoL1はメタボリックシンドローム(MS)群では非MS群より有意に高値でインスリン抵抗性と相関した。ゲル濾過での解析でMS群ではlarge HDL分画優位に活性型apoL1の発現増加を認めた。2型糖尿病患者でもMS群で有意に高値で、尿酸化マーカーやアルブミン尿とは負に相関した。また腎臓病患者でも尿酸化マーカーと負に相関した。以上から肥満に伴いHDLでの活性型apoL1が増加し、酸化ストレスや腎障害に関与する可能性が示唆された。
|