研究課題/領域番号 |
15K09284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京学芸大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
鈴木 正志 東京学芸大学, 保健管理センター, 教授 (90595662)
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研究分担者 |
堀田 晶子 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20534895)
中村 元信 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40459524)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 近位尿細管 / ナトリウム輸送 / 糖新生 / Akt / mTORC / インスリン / NBCe1 / AKT |
研究成果の概要 |
インスリンは全身の糖ホメオスターシス調節、電解質調節に重要な役割を担っているが、近位尿細管におけるナトリウム輸送、糖新生調節機構は明らかになっていない。本研究では単離尿細管を用いた実験で、インスリンによる近位尿細管NBCe1機能刺激作用はAkt2、mTORC2により調節され、糖新生抑制作用はIRS1、Akt2、mTORC1およびmTORC2を介している事を明らかにした。糖尿病では近位尿細管糖新生が増加し、インスリンの近位尿細管ナトリウム輸送刺激作用はメタボリック症候群、糖尿病でも保たれている。近位尿細管における選択的インスリン抵抗性が高血糖、高血圧の病態に関与していると考えられた。
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