研究課題
基盤研究(C)
慢性腎臓病(CKD)における慢性炎症は予後不良の危険因子であるが、機序は分かっていない。我々は動物実験(腎不全マウス)や細胞実験で、食塩負荷による高浸透圧の状況をつくることで、臓器炎症が惹起される機序を解明した。腎不全患者では、塩分制限ができていないと、浮腫や心不全を起こしやすい。CKD患者にとって減塩は血圧コントロールをするうえで、重要である。さらに減塩で臓器炎症が抑えられると、心血管系の合併症の軽減、腎不全そのものの進行の抑制が可能であることが示唆された。
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