研究課題/領域番号 |
15K09290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
濱野 高行 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座准教授 (50403077)
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研究分担者 |
松井 功 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60456986)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 腎性貧血 / リン負荷 / 腎線維化 / 寿命 / 炭酸ランタン / リン / リン性貧血 / エリスロポエチン / 貧血 / 赤血球分化 |
研究成果の概要 |
短期リン負荷では腎のエリスロポエチン発現は減少するが、貧血は生じなかった。一方、長期負荷をかけると貧血は惹起されるが、腎線維化も惹起されていた。このことは、リン負荷が腎性貧血を惹起することを示しても、「腎機能を悪化させずに貧血を惹起する」というリン性貧血の概念は成立しないことを示す。 そこで当初の仮説を放棄し、長期リン負荷が寿命を短くすることがげっ歯類でも成立するか検証した。マウスにリン吸着薬を投与し2年間観察したところ、オスのみにおいて、3.0%炭酸ランタン追加群で寿命が延びていた。また腎機能に差があったので、低リン食が加齢による腎機能悪化を抑制することが一因と思われ、その機序を今後検証する。
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