研究課題/領域番号 |
15K09294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
庄司 哲雄 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40271192)
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研究分担者 |
森 克仁 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60382040)
絵本 正憲 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (90275248)
黒尾 誠 自治医科大学, 医学部, 教授 (10716864)
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研究協力者 |
仲谷 慎也
上殿 英記
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | リン毒性 / CKD-MBD / 心血管疾患 / 動脈硬化 / Calciprotein particle / Atherosclerosis / Cardiovascular disease / Diabetes mellitus / Chronic kidney disease / Calciporotein particle |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病におけるリン毒性の病原体と想定されるcalci-protein particle (CPP)と、CPPがより細胞障害性の強い形態であるsecondary CPPに形質変換するまでの時間(T50)を測定した。血清CPP濃度は健常ボランティアに比較し血液透析患者で低値であった。透析患者でCPP濃度とT50は相関しなかった。透析患者コホートにおいて、T50が短いほど総死亡リスクが高かったが、CPP濃度は総死亡と関連しなかった。これらの結果は、慢性腎臓病患者においてCPPが生体内で変化することで病原体に変貌し、寿命の短縮に悪影響を与えていることを示唆する。
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