研究課題/領域番号 |
15K09300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
福田 昇 日本大学, 総合科学研究所, 教授 (40267050)
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研究分担者 |
上野 高浩 日本大学, 医学部, 兼任講師 (40386008)
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連携研究者 |
小松 一俊 日本大学, 医学部, 客員教授 (50297800)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高血圧 / 補体 / ゲノム編集 / 高血圧自然発症ラット / 形質変換 / ジンクフィンガーヌクレアーゼ |
研究成果の概要 |
ゲノム編集ZFN法でC3 KO SHRを樹立し、血圧、腎内RA系を検討した。SHRでは塩分感受性高血圧を示したが、C3 KO SHRでは認めなかった。SHRの腎髄質でレニン、KLF-5発現が亢進し、E-カドヘリン発現が低下し、腎尿細管で上皮間葉化(EMT)が起こっていたが、C3 KO SHRでは抑制されていた。C3 KOマウス由来MSCからVSMCへの分化過程でC3に依存したレニン発現を認めた。腎内Ang IIはSHRの塩分負荷で増加したが、C3 KO SHRでは抑制されていた。補体C3はSHRで腎尿細管上皮のEMTによる腎内RA系を亢進し、SHRの塩分感受性高血圧に関与している事が示された。
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