研究課題/領域番号 |
15K09340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
重藤 寛史 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (50335965)
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研究分担者 |
山口 浩雄 九州大学, 大学病院, 特任講師 (00701830)
上原 平 九州大学, 医学研究院, 助教 (30631585)
橋口 公章 九州大学, 大学病院, 助教 (80448422)
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連携研究者 |
鈴木 諭 九州大学, 大学院医学研究院, 准教授 (90294917)
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研究協力者 |
鎌田 崇嗣
茶谷 裕
進村 光規
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | てんかん / 皮質異形成 / ネットワーク / 脳波 / 臨床神経生理学 / 神経免疫学 / モデル動物 / グリア / コネキシン / 脳磁図 / ネットワーク解析 / 海馬 |
研究成果の概要 |
我々の開発した生後7週前後にてんかんを発症してくる皮質異形成ラットを用いて,神経免疫,特にグリア細胞のてんかん発症への関連を,免疫染色,PCR法を用いて検討した.結果,発症前の生後4週の皮質,海馬においてアストロサイトやミクログリアの足突起を首座とした炎症が生じていると推定できた.このことから,発症前にIL-1やTLR4に関連した炎症の抑制をターゲットとした治療を行うことで,てんかん発症を防ぐことができる可能性が示唆された.また,てんかん患者の聴覚誘発磁界の計測により機能的ネットワークの変化を抽出できた.聴覚誘発脳磁界計測は重症度を推定するバイオマーカーになりうると考えられた.
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