研究課題/領域番号 |
15K09359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
下 泰司 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (70286714)
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研究分担者 |
梅村 淳 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 先任准教授 (00244567)
大山 彦光 順天堂大学, 医学部, 助手 (00407256)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 大脳基底核 / 脳深部刺激療法 / 視床下核 / local field potential / 共振現象 / 単一細胞外電位記録 |
研究成果の概要 |
パーキンソン病およびジストニア患者における脳深部刺激療法(DBS)を行う際に記録される大脳基底核の局所フィールド電位を記録解析した。多くの症例において視床下核(STN)にβ帯域のoscillationが観察され、さらに黒質網様層(SNr)やSNr/淡蒼球~視床を結ぶ繊維においてもこの活動が観察され、その活動は症状の増悪とともに増強した。DBSは、β帯域のoscillationを電気刺激によって消失させることにより効果を発現させるとされているが、本研究結果からはSTN以外の基底核や繊維等も刺激ターゲットとして含めることにより、DBSのより高い効果が得られる可能性があることが示唆された。
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