研究課題/領域番号 |
15K09367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 公益財団法人額田医学生物学研究所 |
研究代表者 |
額田 均 公益財団法人額田医学生物学研究所, その他部局等, その他(移行) (60118833)
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研究分担者 |
八木橋 操六 弘前大学, 医学研究科, 特任教授 (40111231)
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研究協力者 |
堀田 亮太郎 公益財団法人額田医学生物学研究所 (50747897)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 末梢神経 / 加齢現象 / サルコペニア / Klotho マウス / 加齢 / 小径神経線維 / Klotho マウス / 神経内科 / 末梢神経障害 / 病理 |
研究成果の概要 |
本研究は、従来の末梢神経加齢変化の研究が大径神経線維に限られてきたのに対し、小径神経線維をもターゲットにし、新しい観点からアプローチした。高齢者・超高齢者において小径神経線維の脱落を認めた。また早期老化モデルマウスでは、後根神経節および大経有髄神経線維の著明な軸索萎縮を認めた。この結果、末梢神経の「生理的老化」での小径神経線維と大径神経線維の脱落を病理学的指標に基づいて証明した。 またサルコペニアの発症については、末梢神経の加齢性変化の役割が考えられる。 本研究の成果は末梢神経老化現象の解明のみならず、さらに老化と生活習慣病と末梢神経障害の関連という新しい概念を提唱する可能性を持つ。
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