研究課題
基盤研究(C)
インスリンによる代謝作用の発現に中心的な役割を担う分子PDK1の脂肪細胞特異的欠損マウスはインスリン抵抗性と非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を呈する。一方、PDK1下流の転写因子FoxO1を脂肪細胞において追加欠損するマウスにおいてこれらの病態は改善する。代表者は両マウスを用いたオミックス解析により脂質メディエーターLTB4がインスリン抵抗性とNASHの病態に関与すること、脂肪細胞のインスリンシグナルがPDK1-FoxO1経路を介して5-LO-LTB4軸を負に制御することを同定した。脂肪細胞の5-LO-LTB4軸はインスリン抵抗性と関連疾患に対する治療標的に資する可能性がある。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 図書 (6件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Kobe J Med Sci
巻: 62
120005774004
FASEB J
巻: 29 号: 8 ページ: 3133-40
10.1096/fj.14-266064
J Diabetes Investig.
巻: 6 号: 1 ページ: 27-8
10.1111/jdi.12369
120005763179
http://www.med.kobe-u.ac.jp/im2/