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膵ベータ細胞における発生および成熟過程のエピジェネティク制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K09392
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関九州大学

研究代表者

勝田 仁  九州大学, 医学研究院, 教授 (50333240)

研究分担者 永淵 正法  佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (00150441)
梅村 創  国際医療福祉大学, 臨床医学研究センター, 教授 (90136432)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード膵ベータ細胞再生
研究成果の概要

発生の各段階のマウス膵β細胞において、膵β細胞発生・成熟過程のエピジェネティク制御機構を統合的に解明することを計画した。本研究では、高純度かつバイアビリティが高い膵β細胞を回収し、高品質のRNAを抽出してエピジェネティク解析に用いることが、信頼性の高いデータを得るために極めて重要である。
マウス胎児膵組織をコラゲナーゼで単細胞にした後フローサイトメーターにて膵β細胞をソーティングした。その結果、回収できる細胞数が少なく、バイアビリティが低いことが判明した。そこで、ソーティングの方法や単細胞化処理の条件を様々に検討し、エピジェネティク解析に十分な品質の細胞が得られるよう検討を進めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、発生の各段階のマウス膵β細胞において、膵β細胞発生・成熟過程のエピジェネティク制御機構を時系列的に統合的に解析する。このデータは、iPS細胞などから作出した代替膵β細胞の成熟度の評価基準とすることが期待できる。さらに、作製したインスリン産生細胞を、より機能的な細胞へ成熟させるための“道標”となる情報が得られると期待され、これまで手探りで進められていた代替膵β細胞の開発を促進できることが期待される。さらに、将来、ある細胞のエピジェネティク修飾パターンを別の細胞へ“複写”する技術が開発されれば、本研究の成果が、エピジェネティク医療の開発に向けた重要な基盤となると期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2025-01-30  

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