研究課題
基盤研究(C)
本研究は、生体物質を網羅的に定性/定量するオミクスのうち、リピドミクスの腸管でのエネルギー吸収機構解析への応用を志向したものである。代表的な脂質として19種類を選択し、それらの標品を用いてイオントラップ型と飛行時間型のハイブリッド型の質量分析計を搭載したLC-IT-TOF-MSによる新規リピドミクス法を開発することができた。実試料として経腸栄養剤のツインラインNF 配合経腸用液を用い、Bligh-Dyer法による抽出分画のLC-IT-TOF-MS測定を行ったところ、MS/MSパターンを基に、リノール酸、リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルコリン、トリアシルグリセロールを検出できた。
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Eur. J. Lipid Sci. Technol.
巻: 118 号: 7 ページ: 1074-1083
10.1002/ejlt.201400578
http://www.ps.toyaku.ac.jp/wp/bunsekikagaku/