研究課題/領域番号 |
15K09451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2016-2018) 浜松医科大学 (2015) |
研究代表者 |
勝見 章 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 部長 (80378025)
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研究分担者 |
丸山 光生 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, 副所長 (00212225)
天野 睦紀 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (90304170)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | RhoA / 脂質メディエーター / 細胞内輸送 / Rho / フォルミン / リポキシゲナーゼ / Rho GTPase / エフェクター / 血管老化 / Rhoファミリー / アラキドン酸リポキシゲナーゼ |
研究成果の概要 |
我々はRho GTPaseをbaitとしたアフィニティクロマトグラフィーとそれに続くマススペクトロメトリー実験系を確立した。血小板細胞質分画のアフィニティーカラム精製の結果、既知のエフェクター (mDia, PKN1, Rho kinase, IQGAP2, Daam1等)に加えて、アラキドン酸リポキシゲナーゼ(ALOX)が活性型RhoAに結合することが見いだされた。RhoAとALOXの結合はDaam1を介していることが判明した。さらにALOXのLH2ドメインがDaam1のN末に結合することが明らかになった。以上の結果からALOXの細胞内局在にRhoAが関与していることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アラキドン酸リポキシゲナーゼ(ALOX)とその下流の脂質メディエーターは動脈硬化、血小板凝集、慢性炎症、がんの進展などに関与する多機能蛋白である。ALOX下流の脂質メディエーターについては活発に研究が行われているが、上流の制御メカニズムについては殆ど報告がなされていなかった。当該研究ではLOXの細胞内局在をRho family GTPaseが制御しており、動脈硬化部位、免疫器官など多様な臓器に脂質メディエーターをリクルートする際にこの経路が重要であるという新たな知見を得た。
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