研究課題
基盤研究(C)
LSD1はヒストンH3-K4およびK9を脱メチル化してエピジェネティックに遺伝子発現を調節する因子であり、神経芽細胞種、前立腺がんや乳癌など様々ながんで強発現していることが分かっている。最近の研究で、エピジェネティック因子は、自己複製能や多分化能を持つ全白血病幹細胞の形成し、骨髄性白血病の初期に関与していることが示されてきたが、このことが他の造血器腫瘍にもあてはまるかは分かっていない。本研究では、LSD1を強発現するトランスジェニックマウスを用い、LSD1の強発現がリンパ球系の前白血病幹細胞の形成に寄与することを示した。
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