研究課題/領域番号 |
15K09490
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
木崎 昌弘 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20161432)
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連携研究者 |
奥田 晶彦 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60201993)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多発性骨髄腫 / 前駆細胞 / 活性酸素 / 細胞死 / 細胞周期 / NF-κB / DNA修復 / プロテアソーム / シグナル伝達機構 / Wnt/β-catenin |
研究成果の概要 |
難治性造血器腫瘍である多発性骨髄腫において、骨髄腫細胞および骨髄腫前駆細胞の増殖制御には、NF-κBシグナルが重要であり、骨髄腫前駆細胞では活性酸素(ROS)に対する感受性が高かった。新たに見出したNF-κB阻害活性を有するTM-233は、ROSの産生を介して骨髄腫細胞および前駆細胞の増殖を抑制し細胞死を誘導した。また、細胞周期チェックポイントキナーゼWEE-1阻害薬MK-1775は、DNA損傷を介して骨髄腫細胞の細胞死を誘導した。 以上より、新規NF-κB阻害薬TM-233および細胞周期チェックポイント阻害薬MK-1775は骨髄腫に対する新たな治療薬となり得ると考えられた。
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