研究課題/領域番号 |
15K09496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山崎 宏人 金沢大学, 附属病院, 准教授 (50361994)
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連携研究者 |
中尾 眞二 金沢大学, 医学系, 教授 (70217660)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 再生不良性貧血 / CD109 / TGF‐β / PIGA遺伝子変異造血幹前駆細胞 / PIGA遺伝子変異 / GPIアンカー膜蛋白 / PNH型血球 / TGF-β / 造血抑制因子 |
研究成果の概要 |
TGF-β副受容体であるGPIアンカー膜蛋白CD109が、PIGA遺伝子変異造血幹前駆細胞(HSPC)の優先的活性化に関与しているか否かを明らかにするため、白血病細胞株TF-1のCD109をノックアウト(KO)し、野生型との間で、TGF-βに対する感受性を比較した。その結果、CD109KO TF-1細胞では野生型TF-1細胞に比べてTGF-βによるリン酸化SMAD2の誘導が低下し、TGF-βによる細胞増殖の抑制が起こりにくいことが明らかになった。PIGA遺伝子変異HSPCは、TGF-βの作用増強を担うCD109の欠失によりTGF-βによる抑制を免れて造血に寄与しやすくなることが示唆された。
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