研究課題
基盤研究(C)
再生不良性貧血の2患者において病態への関与が示唆された患者由来のHLA-B*40:02拘束性の細胞障害性T細胞(CTL)が認識する抗原の同定を試みた。CTLがHLA-B*40:02導入K562 を傷害したため、K562よりcDNAライブラリを作成、CTLからのIFNの発現を誘導できるcDNAクローンを単離したところ、1例から樹立したCTLが認識する抗原はOS9で、エピトープは11アミノ酸からなるMAAETLLSSLLであった。OS9はERに局在し低酸素ストレスに関わるとされ、病態への関与が推測された。2例目から樹立されたCTLは11万クローンまでアッセイしたが同定に至らず更に検討を進めている。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
Blood Adv
巻: 2 号: 4 ページ: 390-400
10.1182/bloodadvances.2017013342
Br J Haematol.
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