研究課題
基盤研究(C)
IgG4関連疾患(IgG4-RD)の口唇唾液腺(LSG)では、シェーグレン症候群(SS)・健常人(HC)と比較して、CCL18を発現するマクロファージ・樹状細胞・形質細胞は有意に増加していた。IgG4-RDとSSのLSGでは、T・B細胞・形質細胞にCCL18の受容体であるCCR8が発現していたが、HCではCCR8の発現はなかった。HCのPBMCおよび末梢血B細胞をCD40L+IL-4+IL-10+IL-21で刺激すると、CD40L+IL-4刺激と比較して、IgG4産生が有意に増加し、CCL18添加でさらに増加した。以上よりCCL18-CCR8経路はIgG4-RDの新規治療標的分子となり得る。
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