研究課題/領域番号 |
15K09558
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
岡山 吉道 日本大学, 医学部, 准教授 (80292605)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 慢性蕁麻疹 / 皮膚マスト細胞 / substance P / MrgX2 / hemokinin-1 / 関節リウマチ / 滑膜マスト細胞 / chymase / サブスタンスP / カイメース |
研究成果の概要 |
私達は、重症の慢性蕁麻疹患者の皮膚マスト細胞にGタンパク質共役型受容体に属するMas related gene X2 (MrgX2) の発現が健常者と比較して有意に増強していることを報告した。ストレスで神経細胞から分泌されるsubstance PによりMrgX2を介して皮膚マスト細胞は、ヒスタミンを遊離した。すなわちストレスによる慢性蕁麻疹の増悪の機序と考えられる。一方、MrgX2が関節滑膜マスト細胞においても発現しており、関節リウマチにおいてもsubstance Pが病態に関与していることが示唆された。
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