研究課題/領域番号 |
15K09585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 相模女子大学 |
研究代表者 |
奥村 裕司 相模女子大学, 栄養科学部, 教授 (70294725)
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研究分担者 |
永野 ひかる 大阪府立大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (10748924)
嶋田 昌子 相模女子大学, 栄養科学部, 教授 (30637369)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高病原性ウイルス感染症 / ウイルス活性化酵素 / 膜結合型プロテアーゼ / 酵素阻害剤 / 高病原性感染症 |
研究成果の概要 |
インフルエンザウイルスの感染性獲得には、宿主側のプロテアーゼによるウイルス外膜糖タンパク質(ヘマグルチニン:HA)の限定分解が必須である。高病原性鳥インフルエンザウイルスに特異的なHA切断部位配列を認識する新規ウイルス活性化酵素(MSPL/TMPRSS13)を発見し、本酵素の構造解析に成功した。本研究ではまず、本酵素の構造を基盤に合成した酵素阻害剤についてin vitroでの特異性を明らかにした。次に、本酵素を安定に発現する培養細胞にウイルスを感染させ、本酵素特異的阻害剤がウイルスの感染・増殖を抑制することを証明した。現在、in vivoでの感染実験に対する阻害剤の効果を検討中である。
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