研究課題/領域番号 |
15K09590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
清水 佳奈子 国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 上級研究員 (20391980)
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研究分担者 |
藤井 眞一郎 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (10392094)
山崎 哲 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (30392161)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | in vivo DC targeting / NKT / antibody / CD4Tfh / influenza / NKT細胞 / 樹状細胞 / CD4Tfh細胞 / 抗体 |
研究成果の概要 |
感染症に対するワクチンの究極の目標は長期に渡る獲得免疫と液性免幾の誘導にある。我々はNKTリガンドと蛋白抗原を含有した細胞ワクチン、人工アジュバントベクター細胞(aAVC)を用いて、生体内成熟化DCが通常の抗原特異的CD4+ T細胞のみならず、CD4Tfhを誘導することで長期に渡る抗体産生誘導につながることを明らかにした。さらに、インフルエンザ感染モデルに応用し、HA抗原発現aAVC(aAVC-HA)を一度免疫するだけで、致死量のインフルエンザを接種した場合においても著明な防御効果を示すことを明らかに示した。これにより、生体内DC標的療法であるaAVCはウイルス感染に有用であることを示唆する。
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