研究課題
基盤研究(C)
本研究は、精巣体細胞(セルトリ細胞)分化におけるepigeneticな分子制御機構の解明を目的とした。PAD (Peptidylarginine Deiminase)は翻訳後修飾(シトルリン化)する酵素で、ヒストンH3をシトルリン化しepigeneticな制御に関与するとされる。今回我々は、PAD2をコードするPadi2が胎児期性腺においてセルトリ細胞特異的に発現することより精巣発生におけるエピジェネティックな機能について注目した。その結果Padi2はSOX9によって転写活性化すると同時に、SOX9の標的遺伝子発現を補助的に制御する新規の精巣分化関連分子である可能性を示した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
Stem Cells Dev
巻: 15 ページ: 1164-70
Clinical Pediatric Endocrinology
巻: 24 号: 1 ページ: 11-14
10.1297/cpe.24.11
130004853607
http://www.tmd.ac.jp/med/ped/medical/research/life_theme.html#04