研究課題/領域番号 |
15K09638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
井上 祐三朗 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任講師 (00456063)
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連携研究者 |
下条 直樹 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40221303)
山出 史也 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (50636199)
中野 泰至 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (90708306)
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研究協力者 |
Dissanayake Eishika
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / microRNA / 表皮角化細胞 / コホート研究 / 出生コホート / 皮膚角化細胞 |
研究成果の概要 |
本研究は乳幼児アトピー性皮膚炎に焦点をあて、microRNA(miRNA)発現の個体差による転写後制御の違いから、新たな発症病態を解明することを目的とした。 1才時にアトピー性皮膚炎がある児の臍帯血で発現が上昇していたhas-mir-144-3p (miR-144)は、総IgE値とは関連しなかった。表皮角化細胞へのmiR-144導入はABCA1発現を低下させ、ダニ刺激下において、NF-κB活性化を介して誘導されるhBD-2発現を亢進させた。hBD-2はマスト細胞の脱顆粒を誘導することから、臍帯血におけるmiR-144発現の上昇は乳幼児アトピー性皮膚炎の病態に関与する可能性が考えられた。
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