研究課題/領域番号 |
15K09654
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
長谷川 俊史 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90314806)
|
研究分担者 |
大賀 正一 九州大学, 医学研究院, 教授 (60233053)
松重 武志 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (60528941)
|
研究協力者 |
市山 高志
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 亜急性硬化性全脳炎 / バイオマーカー / プロテオミクス / トリプトファン代謝 / キノリン酸 |
研究成果の概要 |
髄液中MAP2濃度はSSPE群では対照群に比して,有意に高値であった. 血清中MAP2濃度は両群間に有意差を認めなかった. 髄液中MAP2濃度の推移は,治療開始前が最高値で治療開始後に低下し, その後4か月と6か月にNDIスコアの増悪を認めたが, 髄液中MAP2濃度はNDIスコアが増悪する直前にそれぞれ上昇した.また髄液中キノリン酸濃度はSSPE群では, 対照群に比して有意に高値であった. また髄液中キノリン酸濃度はNDI scoreおよび病日と有意な正の相関を示した. 髄液中MAP2およびキノリン酸濃度はSSPEのバイオマーカーになりうる可能性が示唆された.
|