研究課題/領域番号 |
15K09664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
矢田 弘史 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30635785)
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研究分担者 |
野上 恵嗣 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50326328)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | インヒビター / 血友病 / 第VIII因子 / 活性化・不活性化 / 活性化第VII因子 / 第X因子 |
研究成果の概要 |
血液凝固第VIII因子(FVIII)の欠乏症である血友病A患者にとって、止血治療に伴い出現する抗FVIII抗体(インヒビター)は止血治療を困難にし、臨床上、極めて重要な問題である。インヒビター保有血友病A患者の止血治療に用いるバイパス止血製剤は、一般に、FVIIIの作用を迂回して止血効果を発揮すると考えられている。当教室では、バイパス製剤に含有するFVIIaが凝固反応初期相において、FVIIIを活性化することをこれまで報告しており、今回全血においてもこの反応が生じることを証明した。また、インヒビターを有する軽症血友病Aの自己FVIIIの特性を解析し、FXase複合体における機能異常を証明した。
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