• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

造血幹細胞移植における脂肪組織由来間葉系幹細胞を用いた細胞療法の可能性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K09667
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

早川 潤  日本医科大学, 医学部, 講師 (10386196)

研究分担者 植田 高弘  日本医科大学, 医学部, 准教授 (20322505)
研究協力者 内村 僚一  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード脂肪幹細胞 / 間葉系幹細胞 / 血管炎 / 抗炎症効果 / 骨髄不全症 / 脂肪由来骨髄間葉系幹細胞 / 造血支持組織 / 脂肪由来間葉系幹細胞 / 造血不全症
研究成果の概要

脂肪由来間葉系幹細胞(ADSC)は未だその生物学的特性は未知であるが,少ない侵襲で大量の幹細胞を採取することができ、多様な臨床応用の可能性が注目されている。ADSCが血管炎などの炎症性疾患の回復時ならびに造血幹細胞移植後どのように生態に関与するか評価し治療成績の向上につなげることを目標とした。
安定した脂肪組織間葉系幹細胞を樹立することに成功し、マウスに投与することでIL-17やTNF-αなどの炎症関連サイトカインを抑制し冠動脈などの大動脈での抗炎症効果があることを証明できた。しかし造血幹細胞移植時の造血回復への関与に関しては十分な解析をすることができず今後の課題として残された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

安定した脂肪由来間葉系幹細胞(ADSC)を樹立し生態に投与することで生体内での働きを評価した。マウスから樹立した脂肪幹細胞をマウス血管炎モデルに投与したところ、ADSCが造血回復の際に血管炎の抑制に寄与することを示した。ADSCはIL-17やTNF-αといった炎症関連サイトカインを抑制することで冠動脈などの大動脈での炎症の改善に貢献し抗炎症効果をもたらすことを証明できた。しかし、本研究で目標とした骨髄不全症疾患などの造血幹細胞移植時における脂肪幹細胞の有用性の評価と造血回復への関与に関しての充分なdataは得ることができず今後の課題として残された。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 川崎病血管炎モデルマウスに対する脂肪由来間葉系幹細胞の効果検証2018

    • 著者名/発表者名
      内村僚一
    • 学会等名
      日本小児科学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ANTI-INFLAMMATORY EFFECTS OF ADIPOSE TISSUE-DERIVED STEM CELLS IN A KAWASAKI DISEASE MOUSE MODEL2018

    • 著者名/発表者名
      Ryouichi Uchimura,Jun Hayakawa
    • 学会等名
      Asian Society for Pediatric Research
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi