研究課題/領域番号 |
15K09668
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
山西 愼吾 日本医科大学, 医学部, 助教 (00465337)
|
研究分担者 |
Ruby Pawankar 日本医科大学, 医学部, 助教授 (00287674)
田辺 雄次郎 日本医科大学, 医学部, 助教 (00643818)
尾崎 優介 日本医科大学, 医学部, 助教 (60740561)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 腸内細菌叢 / 粘膜免疫 / 自然リンパ球 / 気管支喘息 / 乳児早期 / 抗菌薬 / 抗菌薬曝露による粘膜リンパ球の変化 / 抗菌薬曝露によるILC2の変化 / 抗菌薬曝露による腸内細菌構成変化 / 消化管と肺でのILC2の相違を評価 / 肺の病理像の相違を評価 / 2群での組織評価とフローサイトメトリー解析 / 粘膜自然リンパ球の評価方法の確立 / 粘膜評価方法の確立 |
研究成果の概要 |
我々は乳児早期からの抗菌薬曝露が腸内細菌叢変化を介して粘膜免疫の変化を誘導し、特に自然リンパ球の変化が喘息の病態に関与する可能性について検討した。マウスに離乳直後から抗菌薬(アモキシシリン)を持続的に曝露することにより、腸内細菌叢の多様性が減少すること、離乳期の腸内細菌として優勢菌である乳酸菌とビフィズス菌が消失し、バクテロイデス属が最優勢菌となることがわかった。次にこのような腸内細菌叢構成の変化による腸管や肺での粘膜内免疫細胞プロファイルの変化を検討したところ、腸管においては粘膜内免疫細胞数の減少とILC2細胞数の減少を認めた。
|