研究課題/領域番号 |
15K09672
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
原 好勇 久留米大学, 医学部, 准教授 (40309753)
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研究分担者 |
柏木 孝仁 久留米大学, 医学部, 講師 (70320158)
渡邊 浩 久留米大学, 医学部, 教授 (90295080)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | パラミクソウイルス / RSウイルス / 抗ウイルス薬 / RNAポリメラーゼ / RSV / ミニゲノム / P / ルシフェラーゼ / Pタンパク質 / Lタンパク質 / RNA複製酵素 / ミニゲノムアッセイ系 / 抗ウイルス作用 / 欠損変異型 / 非翻訳領域 / RNP |
研究成果の概要 |
パラミクソウイルスには共通して遺伝子の両末端に非翻訳領域が存在する。当初、この領域を模倣した「おとりRNA」が抗ウイルス作用を示すかRSVをモデルに検討したが、十分な成果が得られなかった。そこで「おとり」として作用しそうな他のウイルスの構成成分に着目したところ、Pタンパク質の欠損変異型(P断片)に非常に強い抗ウイルス作用があることを見出した。その活性部位はPのC末端側82アミノ酸にあることを特定した。さらにP断片は正常型Pに非常に強く結合しウイルスのポリメラーゼ活性を阻害することを明らかにした。これらの結果からP断片はRSVに対する抗ウイルス薬としての可能性を大きく秘めていることが示唆された。
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