研究課題/領域番号 |
15K09675
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
西條 政幸 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 部長 (50300926)
|
研究協力者 |
藤井 ひかる 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 流動研究員
山田 壮一 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 主任研究官
原田 志津子 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 主任研究官
大村 夏美 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 実習生
吉河 智城 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 主任研究官
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 単純ヘルペスウイルス1型 / 新生児ヘルペス / ヘルペス脳炎 / アシクロビル / 薬剤耐性 / 神経病原性 / チミジンリン酸化酵素 / 単純ヘルペスウイルス感染症1型 / 耐性 / ウイルス性チミジンリン酸化酵素 / DNAポリメラーゼ / 単純ヘルペス脳炎 / 単純ヘルペスウイルス |
研究成果の概要 |
アシクロビル(ACV)耐性単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)によるヘルペス脳炎(Kakiuchi S, et al. JCM, 2013)の脳脊髄液中に認められたHSV-1のチミジンリン酸化酵素(vTK)遺伝子中のQ125H変異を有する組換えHSV-1を作出した.この変異は実際にACVに耐性を誘導することを証明した.そのACV耐性HSV-1のマウス脳内接種による神経病原性を調べたところ,比較的高い病原性が維持されていることが明らかになった.また,ACVへの感受性とマウスにおける神経病原性には,負の相関があることが証明された.ウイルス学的検査と適切な治療法の選択の重要性が確認された.
|