研究課題/領域番号 |
15K09687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 太一 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (20422777)
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研究分担者 |
深澤 佳絵 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (00612764)
早野 聡 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (70747849)
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連携研究者 |
佐藤 義朗 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (30435862)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肺高血圧症 / 慢性肺疾患 / EGF |
研究成果の概要 |
本研究はラット新生仔に対する高酸素負荷慢性肺疾患モデルを用いて、EGFが肺胞増殖を促進するのか、さらにEGFによる肺胞増殖が肺高血圧治療に有効かを検証することを目的として行った。慢性肺疾患合併肺高血圧モデルの確立のため、ラット新生仔に対する高酸素負荷期間を検討し、14日間で肺胞構造の異常に加え、右室圧の著明な上昇と肺血管病変を確認した。EGF投与は肺高血圧病変及び肺胞構造をやや改善したが、有意ではなく、高酸素負荷で減少したBMPR2、FGFR1,MMP14の発現もEGFによる有意な増強は認めなかった。EGF単独治療では慢性肺疾患合併肺高血圧症の十分な改善は得られにくいことが示唆された。
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