研究課題
基盤研究(C)
悪性黒色腫は、免疫療法が標準治療法の一つとして認められつつある。しかし、治療不応例も多数存在し、効く症例を見分けられるマーカー、及び治療不応の分子機序の解明と克服法の開発が課題である。本研究では、悪性黒色腫において、免疫抑制を誘導して免疫療法耐性となる細胞分画を定義できるマーカーの同定を試みた。その結果、抗腫瘍T細胞に対して耐性となる細胞集団を定義できる3つの細胞表面マーカーを同定し、さらにそのうちの一つのマーカーに関して、抗腫瘍T細胞耐性の原因となる遺伝子を一つ、マイクロアレイによる網羅的遺伝子解析で同定した。これらの分子は、治療標的や、治療マーカーとなる可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (22件) (うち国際学会 2件、 招待講演 9件)
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