研究課題/領域番号 |
15K09801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 熊本大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
文東 美紀 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (00597221)
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連携研究者 |
岩本 和也 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (40342753)
笠井 清登 東京大学, 医学部付属病院, 教授 (80322056)
加藤 忠史 理化学研究所, 脳科学研究センター, チームリーダー (30214381)
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研究協力者 |
上田 順子
清田 恵美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 統合失調症 / 死後脳 / LINE-1 / レトロトランスポゾン / 精神疾患 / 体細胞変異 |
研究成果の概要 |
Long interspersed nuclear element-1 (LINE-1)は、ヒトゲノムの約17%を占めるレトロトランスポゾン配列の一種である。本課題では、体細胞レベルでLINE-1が新規に挿入したゲノム領域を決定する技術の確立を目的とした。健常者前頭葉の神経細胞・非神経細胞を使用した解析の結果、LINE-1新規挿入は1細胞あたり数十ヶ所程度検出され、また挿入されているゲノム部位は細胞種によって異なる特徴があった。今後はこの技術を用いて、LINE-1コピー数が増大していることが報告されている統合失調症患者前頭葉のゲノムDNAについて解析を行い、疾患発症における影響を検証していく。
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