研究課題/領域番号 |
15K09819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) |
研究代表者 |
竹林 実 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, その他(移行) (60304440)
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研究分担者 |
上園 保仁 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (20213340)
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連携研究者 |
岡田 麻美 国立病院機構呉医療センター, 中国がんセンター 臨床研究部, 研究員 (30517280)
宮野 加奈子 国立がん研究センター, 研究所, 研究員 (50597888)
橋本 恵理 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30301401)
鵜飼 渉 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (40381256)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | うつ病 / グリア / 抗うつ薬 / 抗うつ薬受容体 / リゾホスファチジン酸受容体1 / アストロサイト |
研究成果の概要 |
グリアにおける抗うつ薬受容体がリゾフォスファチジン酸受容体1(LPA1)であることを明らかにした。さらに、薬理学的な検討から、抗うつ薬にはLPA1の活性化作用がある可能性を見いだした。また、うつ病患者の臨床サンプルを用いた検討では、血中及び髄液中のLPAの合成酵素であるオートタキシン(ATX)濃度が健常者と比較して、いずれも有意に低下していることを見いだした。従って、うつ病の病態において、ATX-LPA系が低下しており、グリアのLPA1を活性化することがうつ病治療として有用である可能性が示された。
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