研究課題
基盤研究(C)
電気けいれん療法は薬物抵抗性、難治性精神疾患に有効だが、その効果発現メカニズムについては、未だ仮説程度の解明状況である。我々は活性化グリアの観点から、電気けいれん療法の効果発現メカニズムを実験的に解明する試みを行った。Gunnラットに電気けいれんを施行すると、統合失調症様、およびうつ病様の異常行動は改善し、海馬におけるマイクログリオーシス、およびアストロサイトーシスも有意に抑制された。以上の結果より、電気けいれんの治療効果は、活性化ミクログリア、および活性化アストロサイトを抑制することによって発現している可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 3件)
Neuropsychiatry
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Journal of Neuroinflammation
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