研究課題/領域番号 |
15K09843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
太田 晴久 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 講師 (00439366)
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研究分担者 |
橋本 龍一郎 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (00585838)
金井 智恵子 和洋女子大学, 人文学部, 准教授 (00611089)
山田 浩樹 昭和大学, 医学部, 准教授 (20384498)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ASD / ADHD / 感覚過敏 / 白質繊維 / DTI / Sensory / 自閉スペクトラム症 / 注意欠如多動症 / 拡散テンソル画像 / 自閉スペクトラム障害 / 注意欠如多動性障害 / 拡散強調画像 / 自閉症スペクトラム障害 |
研究成果の概要 |
ASDと ADHDの存率は高いことが報告されおり、両障害に共通して感覚過敏が認められる。本研究ではDTIを用いて、両障害における白質繊維走行の異同および感覚過敏との関連について調査した。知的障害のない成人のASD、ADHD、健常発達成人合計約200人を対象とした。脳梁において発達障害群で健常成人群と比較して白質繊維走行の異常が認められた。それは両障害で共通した所見であり、両障害間での統計学的に有意な差異はみられなかった。発達障害群で感覚過敏の評価尺度の点数と白質繊維走行に関係する値との相関を示した部位は両障害間で共通しているところが多くみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害は脳機能の障害とされているが、ASDと ADHDのの中核的な症状は異なる。しかしながら、ASDと ADHDの存率は高いことが報告されている。また両障害に共通して感覚過敏が認められる。本研究ではASDとADHDの脳基盤には共通点が多く、感覚過敏と関わる脳部位も共通していることを明らかにした。
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