研究課題
基盤研究(C)
本研究者が開発した胎児と母親の体動が同時に記録できるオリジナル胎動記録装置(FMAM法)が、妊婦の睡眠障害の指標となりうるか、さらに母児の体動の同期性を算出し、同期性が母親のmicro-arousalsと対応するものかを検討した。18名の妊婦に妊娠24から36週まで、4週ごとに母親の睡眠中に母親と胎児の体動の記録を行った。その結果、就床時間、中途覚醒時間は、ポリグラフィの結果と相応した。一晩の母児体動同期回数は、母親のmicro-arousalsの回数に近かった。FMAM法は、妊婦の睡眠障害の一つの指標になりうる。母親の睡眠中の母児体動同期性の指標は、産褥期においてもさらなる研究が必要である。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件) 備考 (3件)
Pediatr Res
巻: 83
Plos One
巻: June 17 号: 6 ページ: 1-15
10.1371/journal.pone.0130503
http://e-mother.co-site.jp/
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