研究課題/領域番号 |
15K09856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松岡 洋夫 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00173815)
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研究分担者 |
松本 和紀 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40301056)
杉浦 元亮 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60396546)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Schizophrenia / Self─disturbance / Sense of agency / Forward model / schizophrenia / disturbance of self / delusions of control / forward model / contingency error / prediction error / sensory attenuation / disturbance of the self / delusion of control |
研究成果の概要 |
自我機能障害は統合失調症に特異性が高い障害と考えられ、精神病発症リスク状態(ARMS)において、後の発症を予測する指標としても注目されている。しかし、これを客観的に評価する方法はまだ確立されていない。本研究では、特に自我障害を評価するために、感覚結果照合のforwardモデルを適用した課題を新たに作成し患者群と健常群において検討した。感覚結果が予測とずれる条件と予測と合致する条件とで脳活動を比較したところ、健常者では上側頭回や頭頂側頭接合部で賦活があったが、患者では賦活が弱かった。これは自我機能障害を反映していることが示唆され、今後精神病リスク状態の予後予測などの指標として期待される。
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