研究課題/領域番号 |
15K09873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
久岡 朋子 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00398463)
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研究分担者 |
森川 吉博 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60230108)
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連携研究者 |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20282527)
小森 忠祐 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90433359)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 精神発達障害 / 自閉症スペクトラム障害 / シナプス / 注意欠如・多動性障害 / 神経科学 / 自閉症スペクトラム障害 (ASD) / 注意欠陥・多動性障害 (ADHD) / 細胞接着分子 / 注意欠陥・多動性障害 |
研究成果の概要 |
自閉症リスク遺伝子として知られているKirrel3遺伝子の欠損マウスを作成し、その行動解析を行った結果、自閉症様の行動に加えて、多動(ADHD様行動)を伴うことを見いだした。さらにKirrel3欠損マウスにおいて、小脳や副嗅球のシナプス部の構造異常を見いだした。これらの結果から、Kirrel3遺伝子欠損による小脳や嗅覚神経回路・シナプス回路の形成異常は、ADHDを伴う自閉症様行動の発現に関与している可能性が考えられた。ADHDを伴う治療抵抗性の自閉症患者で異常となる脳領域・神経回路に関しては不明であり、本研究結果はADHDを伴う自閉症の病態解明につながる重要な知見を提供すると考えられる。
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