研究課題/領域番号 |
15K09924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
黒田 昌宏 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (50225306)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | MRI / バイオファントム / ADC / アポトーシス / 制限拡散 |
研究成果の概要 |
MRI拡散強調画像をベースとした3T MR装置用のアポトーシス定量撮像法(ASM法)をRESOLVE法を利用して開発した。培養細胞を含むバイオファントムを使用した実験により、ASM法はアポトーシス小体のような微小な制限拡散を1マイクロメートル程度の高解像度で解析可能であり、Diffusion Kurtosis Imagingと同様に細胞の制限拡散を描出可能であった。ASM法は、アポトーシス小体のような制限拡散の新たな画像化手法として有望である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性腫瘍に対して分子標的薬剤などによる治療が有効な場合、腫瘍内に多くのアポトーシスが出現することが知られている。現在臨床で用いられるアポトーシス定量画像化手法はなく、今回、MRI拡散強調画像をベースとした3T MR装置用のアポトーシス定量撮像法(ASM法)を開発した。現在、臨床試験のための専用の画像解析ソフトウェアの開発を開始している。ASM法は、アポトーシス画像化手法として有望であり、今後早期に有用性を確認する臨床試験に入る予定である。
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