研究課題/領域番号 |
15K09926
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
原田 雅史 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (20228654)
|
研究分担者 |
阪間 稔 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (20325294)
阿部 考志 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 助教 (40645347)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | MRS / redox / GSH / グルタミン酸 / グルタミン / GABA / MEGA-PRESS / グルタチオン / NAD / レドックス / 還元型グルタチオン / 神経疾患 |
研究成果の概要 |
脳内環境の評価手法として通常のMRSとMEGA-PRESS法を用いて、治療効果や病態の指標となる定量的なパラメータを検討した。測定対象とした代謝物は抗酸化ストレス物質であるグルタチオン(GSH)、抑制系神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)及び興奮系神経伝達物質であるグルタミン酸(Glu)とその代謝物であるグルタミン(Gln)等である。GSHの評価では、喫煙者は非喫煙者にくらべて有意に低値であり、喫煙における酸化ストレスの増加が示唆された。慢性疼痛患者では、Glu及びGlnが健常者にくらべて有意に低値で、GABAは高値の傾向がみられ、抑制神経系の過剰な反応があることが推察された。
|