研究課題/領域番号 |
15K09959
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岸本 浩行 岡山大学, 大学病院, 講師 (50613155)
|
連携研究者 |
青野 宏通 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (00184052)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 温熱療法 / 磁性ナノ粒子 / 腹膜播種 / 温熱治療 |
研究成果の概要 |
交流磁場焼灼療法は有望な癌治療の一つとして研究されているが、従来の腫瘍組織へ磁性粒子を直接注入して温熱治療をするという組織レベルの治療選択性ではなく、腹腔内などの播種性病変の治療にも応用できるように、交流磁場焼灼療法の治療選択性を個々の細胞レベルにまで向上させる。すなわち、癌細胞指向性を持たせた発熱効率の高い磁性ナノ粒子を遊離癌細胞へデリバリーし、エンドサイトーシスで細胞質内へ取り込ませ、磁場を印加して磁性ナノ粒子を癌細胞質内で発熱させて超選択的に癌細胞を焼灼死滅させるという、これまでに例がない治療コンセプトを検証し、治療に難渋する播種病変への応用の可能性を示した。
|