研究課題/領域番号 |
15K09999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
澁谷 景子 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50335262)
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研究分担者 |
川村 慎二 帝京大学, 福岡医療技術学部, 教授 (10543291)
椎木 健裕 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (30610456)
澤田 晃 京都医療科学大学, 医療科学部, 教授 (80543446)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 動体追跡放射線治療 / 呼吸性移動 / 画像誘導放射線治療 / 線量計算 / モンテカルロ法 / 高精度放射線治療 / 呼吸移動対策 / 動体追跡照射 |
研究成果の概要 |
体内で動く腫瘍(動体)に対して、超高速照射の可能な技術に動体追跡システムを融合させた「超高線量率動体追跡照射法」の開発・導入に取り組んできた。ここでは、次世代型の4 次元治療計画法として、腫瘍近傍に留置した体内マーカの動きをサロゲートとした4 次元CT撮影法と特定の呼吸相での正確な線量分布を算出できる新たな線量計算法の開発を行った。この手法を用いることで、肺の腫瘍に対する動体追跡定位放射線治療においては、呼吸性移動が大きいほど肺の照射線量を低減でき、特に10 mmを超える場合に有効であることが明らかとなった。照射時間短縮と照射範囲の縮小により、患者負担を軽減できる可能性が示された。
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