研究課題/領域番号 |
15K10018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中西 史 東北大学, 大学病院, 講師 (00547408)
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研究分担者 |
川岸 直樹 東北大学, 大学病院, 准教授 (00333807)
中川 敦寛 東北大学, 大学病院, 特任准教授 (10447162)
中野 徹 東北医科薬科大学, 医学部, 准教授 (50451571)
大谷 清伸 東北大学, 流体科学研究所, 特任准教授 (80536748)
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研究協力者 |
横沢 友樹
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | パルスジェット / 腹腔鏡下肝部分切除 / 多ノズル / 肝障害 / 切除条件 / 3穴パルスジェット / 肝逸脱酵素上昇抑制 / 破断応力 / 安全性 / 切除時間 / 血管温存性 / 多穴化 / 組織変性 / パルスジェット先端形状 / 吸引パイプ形状 / 最適駆動電圧 / 組織障害 / 飛沫軽減 / 切除時間短縮 |
研究成果の概要 |
腹腔鏡手術用のピエゾ駆動方式パルスジェット(ADPJ)を作成し、豚を用いた腹腔鏡下肝部分切除比較実験を行ったところ、既存の手術器具と同等の出血量と手術時間で腹腔鏡下肝部分切除が可能であった。さらに先端3穴のADPJを作製したところ、切除速さは向上したが、駆動電圧や周波数によって大きく速さが変動することも判明した。ヒト切除肝を用いた物性値測定実験では、ADPJで硬変肝でも脈管を温存し肝実質破砕可能であることが示唆された。ラットを用いた比較実験では、ADPJは既存器具より術後肝逸脱酵素の上昇が軽度であり、切除に伴う肝障害が軽減される可能性を示唆することができた。
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