研究課題/領域番号 |
15K10021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
松本 勲 金沢大学, 医学系, 准教授 (80361989)
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研究分担者 |
田村 昌也 金沢大学, 大学病院, 助教 (10397185)
高田 宗尚 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (20459514)
加藤 寛城 金沢大学, 附属病院, 助教 (20733843)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肺保存 / 不凍物質 / 微弱地場 / サブゼロ / 微弱磁場 |
研究成果の概要 |
肺移植における,微弱磁場環境下と不凍物質添加による過冷却および冷凍保存法の有用性を研究した。ラットを用い,24時間保存後同種移植を行い,移植肺でのエネルギー代謝や再灌流障害の程度を比較した。【過冷却】微弱磁場下,-2℃保存の移植肺は、4℃単純冷却保存と比べエネルギー代謝や再灌流障害が抑制され,肺摘出直後移植の移植肺と比べほぼ同等であった。微弱磁場環境下で,保存液にAFPを添加しても有意な上乗せ効果はなかった。4℃単純冷却肺保存では不凍タンパク,特にAFGPは肺保存状態を改善する可能性があることが示された。【冷凍】-10℃での冷凍肺保存におけるCAS,不凍タンパク添加の有意な効果はなかった。
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