研究課題/領域番号 |
15K10038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
萩原 信敏 日本医科大学, 医学部, 講師 (00328824)
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研究分担者 |
藤田 逸郎 日本医科大学, 医学部, 講師 (10287740)
松谷 毅 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50366712)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 消化管間質腫瘍 |
研究成果の概要 |
消化管の粘膜下に発生する消化管間質腫瘍は、癌の診断と異なり臨床診断が非常に困難である。 正常細胞が混じったサンプル中に存在する消化管間質腫瘍が有する特定のDNA変異遺伝子変異を同定できる新たな手法を開発することを本研究の目的とした。 基礎実験にて様々な条件を検討した結果、特定の変異遺伝子を同定可能となる高感度の手法を開発できた。最終的に臨床検体から得られた微量な試料に、本手法を応用し消化管間質腫瘍の特定のDNA遺伝子変異の検出に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で微量な試料から抽出したDNAを用いて消化管間質腫瘍の特定の遺伝子変異をとらえることが可能となる高感度な変異遺伝子同定法を開発した。臨床診断困難な消化管間質腫瘍を旧来から行われていた顕微鏡検査による病理診断ではなく、DNA変異をとらえることで遺伝子による診断が可能となると考える。 本手法の臨床応用により消化管間質腫瘍の診断能向上が期待され、新たな消化管間質腫瘍の治療戦略に結びつけることが可能になると考える。
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