研究課題/領域番号 |
15K10062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
阪口 晃一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00405284)
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研究分担者 |
田口 哲也 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80243260)
原田 義規 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10381956)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 早期乳癌 / センチネルリンパ節 / 5-ALA / PpIX / 乳癌 / 5アミノレブリン酸 |
研究成果の概要 |
10例の早期乳がんの手術患者が本研究に登録された。手術前3時間に5-ALAを経口投与した。25個のセンチネルリンパ節に対して蛍光イメージング、術中凍結切片診断、組織病理学的診断、および統計解析を行った。 5-ALA投与に伴う明らかな副作用は認めなかった。転移リンパ節におけるPpIXの蛍光強度は、非転移リンパ節よりも大きかった。術中凍結切片診断および組織病理学的診断の両方に対して90%以上の感度を得ることができ、偽陰性率は5%未満であった。この結果は、5-ALAによって誘導されるPpIX蛍光測定が早期乳癌患者のセンチネルリンパ節生検における転移診断に寄与する可能性を示している。
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