研究課題
基盤研究(C)
我々は、以前、PP6機能不全状態は、DMBAによりイニシエートされた細胞が腫瘍を形成しやすい状態にあることを明らかにした。本研究では、紫外線ではどうなのかを検討した。マウスの重層扁平上皮特異的に、Ppp6c遺伝子を欠損させたマウスを用いて、週3回UVB照射(2KJ/m)を40週行った。その結果、野生型では、腫瘍形成が認められなかったが、Ppp6c遺伝子欠損皮膚をもつマウスでは、その殆どで扁平上皮がんが発生した。このメカニズムとして、Ppp6c遺伝子欠損ケラチノサイトではDNA修復に異常があり、UVB照射によるDNA損傷の修復ができないことが腫瘍発生の原因の1つと考えられた。
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すべて 雑誌論文 (13件) (うち国際共著 2件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (8件)
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